2024年11月10日更新第99回関東大学バスケットボールリーグ戦順位表

順位チーム
1日本体育大学193
2白鷗大学184
3東海大学175
4日本大学166
5大東文化大学148
6専修大学1210
7神奈川大学1111
8筑波大学715
9中央大学616
10明治大学616
11拓殖大学517
12山梨学院大学121
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準硬式野球

東都大学準硬式野球春季1部リーグ戦・青学大2回戦

5月3日(金) 上柚木公園野球場

●東洋大4ー10青学大


(イニングスコア)


青学大







10
東洋大



(東洋大)

岡澤(済2=長野吉田)、瀬下(営4=藤代)、竹内(ラ2=石橋)ー西本(ラ3=岩国)


二塁打:西本(二回)、髙橋(六回)、土屋(六回)



      先発の岡澤は粘りのピッチングを見せる


      二回に土屋の生還で先制点を獲得した


       髙橋の二塁打を皮切りに逆転に成功


青学大との2回戦は、六回に安打と相手のエラーで3得点し一時逆転するも、八回から継投した竹内(ラ2=石橋)が青学打線に2回7失点と打ち込まれ敗戦した。


 先制したのは東洋大。二回に土屋主将(社3=習志野)が内野安打で出塁し盗塁でチャンスをつくると、西本(ラ3=岩国)の中前打で1点を得た。先発の岡澤(済2=長野吉田)は四回まで1失点の投球を見せる。五回には二者連続で安打を許し、さらに死球と安打が続き2点を失う。六回からは瀬下(営4=藤代)が登板。1回戦に続き三者凡退に打ち取る好投で流れをつくった。その裏、三回から得点がなかった東洋大打線は、先頭の髙橋(法3=八戸学院光星)が左越え二塁打で出塁。続く伊藤(ラ3=成立学園)、土屋の連打、さらに相手のエラーもあり3点を獲得し逆転に成功した。


 八回には次の日大戦を見据えて竹内(ラ2=石橋)がマウンドに上がった。安打や自身のフィールディングミスもあり四点を失う。九回にもピンチが続く。二者連続で四球を出し迎えた4番。適時三塁打で2点を失いさらには犠飛で1点を追加され、竹内は2回7失点と悔しい登板になった。


 青学大との1戦目を快勝しているだけに、今回の敗戦は悔やまれるものとなった。日大戦に向けて「厳しい試合になると思うが、選手を信じて戦っていきたい」と小田辺監督。試合が終わるその時まで勝ちにこだわる強い気持ちで勝負していく。


◼️コメント

・小田辺監督

勝てる試合をひっくり返されてしまったので、継投ミス、ピッチャーの起用ミス。こっちの失敗で負けてしまった。(バッティングは)正直初戦と同じピッチャーが投げてきているので、もっと打てないとおかしいと思うが、4点取っていてそのうちの3点は相手のミスなので結果としては打ててなかったからこういう展開になっちゃったかなって思う。(課題は)ここっていう場面でのエラーが得点に結びついちゃっているし、チャンスでランナーがオーバーランしてタッチアウトになって、チャンスがしぼんじゃったりとか、課題山積みだった。ピッチャーの方も甘いところにいっているから打たれてるんだし、もう一回練習して出直したい。(次回に向けて)明後日、日大戦なんですけど、関東選手権でうちが3-0で勝ってるので、相手はリベンジに燃えてくると思うのだ、厳しい試合になると思うが、選手を信じて戦っていきたい。


・松井友学生監督(社3=前橋南)

今日は完全に自分のミスですね。本当に敗因は何か言われたら自分っていうくらい選手に申し訳ないことをしてしまったなという気持ちが強い。継投のところは瀬下さんが二回を完璧に抑えてくれて、学生コーチの皓平(松井)とも話していて竹内を八回から投げさそうということで。日大戦を見据えての登板だったけれど、ちょっと先を見過ぎたなっていうのがあって。選手一戦一戦その試合を勝つためにやっているのに首脳陣が先を見て戦ってしまったことがこういう風な結果につながってしまって本当に選手に申し訳ない気持ちでいっぱい。(先発の岡澤選手は)プレーオフとか全日本を勝ち抜いていく上では岡澤の力が絶対に必要だと思っているので、大事な試合だったけれどあえて岡澤でいこうと話して。ワイルドピッチで1点はもったいなかったけれどそれ以外はよく粘ったほうかなと思う。力はあるのでもっとやってくれるんじゃないかと思う。(6回の逆転は)整備後で流れを変えたい、試合を動かしたいので3人でお願いしますということを瀬下さんに言って、先頭三球三振を奪ってその後もテンポよく7球で3人をとってっていうところで瀬下さんが流れをつくってくれた3点と言っても過言ではない。敦也(髙橋)もよく出てくれて、航(伊藤)もつないでくれてという形で相手のエラーも兼ねていたが剛(土屋)もしっかり三盗を決めてくれていい具合にはまってくれた。でもあそこでもっと取れたかなって思う。取りこぼしがあったのでもっと点を取れていたら試合展開も変わっていたのかなと思う。(勝つためにチームに必要なことは)今日は自分のミスなんですが。いつも選手には「打席でどうするか意図をしっかりしろ」と言っているが、そこがもっと強くなってくれれば。あとは細かい走塁ミスとか、ここぞってときに全員でたたみかけるような勢い、ベンチからの雰囲気をつくりながらいければ勝てるんじゃないかな。(日大戦にむけて)本当に負けられないので、青学とまだ1戦残っているけど日大で勝ち点取れたらでかいので、もう出し惜しみしないでベストメンバーで戦いたいと思う。頑張ります。


・髙橋(法3=八戸学院光星)

ピッチャーは頑張ってくれて、バッティングもヒット自体は少なかったけれど内容的には悪くなかった。(六回二塁打で出塁)どうやったら結果が出るのかなってずっと考えていて、技術はもう上がらないので意識を変えようと思って今日はいつも以上に割り切って、打てない球は打てないし打てる球を打っていこうと思って。あとはフォアボールもヒットと一緒だと思っている。六回は甘い球を打てたのが良かったと思う。(敗因は)簡単に勝つことは難しいと感じた。関東選手権でいい感じで勝てて、春も勝てるだろうっていうのがどっかにあってその油断からくる負けだと思う。技術とかみんな落ちていないし、いいものを持っていると思うので勝てるだろうっていう意識は捨てて、関東選手権のように集中して絶対に勝ちたいという気持ちで試合に臨めれば勝てると思う。気の緩みが負けの原因かと思う。(日大戦に向けて)みんな力はあるので勝ちたいという気持ちで最後までどうなるかわからないので、最後まで勝ったとか負けたとか思わないで食らいついていきたいと思う。今日振り返っても仕方ないので次頑張りたい。


・土屋主将(社3=習志野)

序盤が接戦で3-3のときに相手のミスだったけれど1点取ることが出来て4-3になったときに、チーム的にもこれいけるなっていう雰囲気があって。その後竹内が投げるってなって、竹内は信頼も厚いし、抑えられるだろうなって思ってしまったのが敗因かなと。流れでいえば、序盤のほうの西本が3塁でタッチアウトになった場面で、レフト前でサードにつないでサードベースでアウトになったみたいな走塁ミスとか、ミスがあったけれど結果的には勝てていたので勝てる試合を落としてしまったのはもったいないなと思う。(6回は)相手のミスだったので、嬉しさとかはあまりなかったけど、点も取れてチームとしても勢いづいた。そして逆転もできたのであの回がターニングポイントかなと思った。自分は走塁を意識していて三盗したりとか、三盗の後のパスボールで1点取ったのでそういうところを自分だけでなくて試合に出ているメンバー、代走するメンバーがもっと意識できれば今日の試合もまだ何点か入っていたのではないかという印象だった。(自身の3打点は)相手のエラーがあったので良かったというか、めっちゃうれしいっていうのはないけれど結果的に点は入ったのでチームに貢献できたかなっていう。5番っていう立場で、打順的にも3、4、5番で点をとるっていう打順だと思う。打点を上げられたのはチームに貢献できているということなので良かった。(日大戦に向けて)関東選手権のときに3-1で勝っていてあの試合も相手ピッチャーの山崎とか全然負け投手っぽくない投球内容で接戦だったので、接戦だったからこそ日大は次勝ってやるという気持ちで来ると思うので、気持ち負けしないようにすることと、自分たちは全く実力がないチームなので受け身になるんじゃなくてチャレンジャーになるというか、俺たちも勝ってやるんだっていう挑戦者の気持ちで試合をやっていければいいなと思う。


・岡澤(済2=長野吉田)

最近は練習が雨とかでなくなってて、やっぱりすごい入りは意識してて自分の中ではオフの使いかたとか上手くできてて、それで入りはすごくよかったんですけど、ちょっと調子が悪い時期が今シーズン長くて、ランナーが出たりとか自分のピッチングができなかったなっていうのがあって、抑えた回と抑えてない回でけっこう差があったのでそこは反省点なのかなと思う。(課題は)ランナーを背負った時だったり、今日の調子と相手のレベルを考えたら、もっと後ろの回まで投げれたと思うし、配球の部分でエサだけまいて終わっちゃったので、ピンチの時に今までのを生かして抑えれればよかったなって思う。(次回に向けて)なかなかチームが苦しい状態で負けられない試合が続くので、チームに流れを持っていけるようなピッチングができればいいかなと思う。


TEXT=両角あずさ PHOTO=伊藤なぎさ、両角あずさ